物々訓倶楽部

第24回 投稿作品【課題部門】

2016年7月9日

第24回募集(2016年4月15日~6月14日)に寄せられた「課題部門」の作品をご紹介します。
ご投稿いただいた皆様、ありがとうございました!

お題:指輪

どの時代も
わたしは
特別な物でありたい
―――― 指輪

作者:お題:

忘れないでね

互いの指にはめたときの気持ち
―――― 指輪

作者:お題:

初心忘るべからず
―――― 指輪

作者:お題:

どこの指にはめたらこんな意味が
あるよりも1番大切な指輪を誰に
渡すか、誰から貰うかに意味があ
るんだ
―――― 指輪

作者:お題:

一筆選評

今回の「課題部門」の一筆選は、物々訓の立ち上げ期から作品を投稿してくれている、訓人(物々訓プロジェクト公認作家)、夏秋さん(中学二年生)の一訓です。久しぶりの投稿、嬉しいです!

どの時代も
わたしは
特別な物でありたい
   ――――指輪

なるほど、深いですね。指輪は、女性にとって特別な物。愛の証、プライドの証、努力の証、個性の証……さまざまな「証」となり得る、貴重な存在。そして逆に言えば、この一訓で語られる、いつでも特別な物でありたいと願う指輪の想いは、それをはめる女性自身の想いでもある、そんな風にも感じられます。指輪の贈り主にとって、特別な女性であり続けたい。特別な指輪をはめる、特別な女性でありたい。中学二年生の夏秋さんが、そこまで意図して作ったかどうかは分かりませんが、そんな深読みができるほど奥行きのある佳作となっています。(物々訓主宰/一筆)