ピーピー泣くぐらい
あつい気持ちが
大事だぜ
作者:日本橋女学館高校の生徒さん の作品(7訓)
身を削り、紡いだ字も
終わりと共に消されていく。
私が働いた証は、
若い人達の未来に
残されるでしょう。
―――― チョーク
僕は喋り、時に歌う。
君が寂しくないように、
君が笑ってくれるように。
人の言葉を借りてエールを送ろう。
君がもういいと言うまで。
―――― ラジオ
「お久しぶり」
「ありがとう」
「あいしてる」
「さようなら」
―――― 手紙
いつも持ってるんだから
たまには使ってみたら?
―――― シャープペンの上についてる消しごむ
あなたの頑張った汗も
あなたが悲しくて流した涙も
全部私が受けとめます。
―――― タオル
みんなの要望は
簡単に答えられる。
なのに地球さんの
要望には答えられない。
不器用なんだなぁ。